水差しでコップに水を注ぐ、はさみで切る、包丁で野菜を切るなど活動に応じて指先を使ったり、手首を使ったりしながら、自分の筋肉をコントロールする力を身につけます。また、これによって神経網の発達を促進します。
子どもの感じる感覚器官(目、耳、鼻、舌、手)は誕生時から備わっているが、そのまま放置されても完成するのではなく、訓練(練習)によって発達していきます。そして、五感を沢山使って体系化された教具で繰り返し活動することで、感覚が洗練され機能化されていき、それは知性の発達、人格形成へと繋がっていきます。 主な教具として、はめ込み円柱、色板、雑音筒などがあげられます。
適応年齢がありますが、興味がある子どもには、数教育(数字と玉、紡錘棒箱)や言語(絵あわせカード、砂文字、鉄製はめこみ)なども取り入れています。
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